アイデンティティ戦略

成熟化社会、情報化社会の進展の中で、企業をはじめとするあらゆる組織体は、活動の多様化と情報発信力のある対応を迫られつつあります。
こうした複雑で多彩な経営体への変化は、他方でこれまで以上に強力な存在の明確化を必要とします。

このような経営環境の変化に対する組織体の自己確立が、CIと呼ばれるアイデンティティ戦略です。

アプリケーション・デザイン・システム
[application design system]

基本デザインのエレメント（マーク、ロゴなど）とシステムを、企業がもつあらゆる使用品目（アプリケーション・アイテム）ごとに、具体的な展開使用をしていきます。
使用品目には、広告媒体から、名刺、便箋、商品パッケージ、サイン、ユニフォームにいたるまでの視覚的なコミュニケーション媒体が含まれ、これらのアイテムに対して定められた使用方法は、アプリケーション・デザイン・システムと呼ばれ、通常CIマニュアルによって維持管理されます。

これらトータルなデザイン展開が相乗累積効果を生み、強力な企業イメージをつくりあげていきます。