尺モジュールとメーターモジュール
ほとんどの看板は、建築物に設置されます。ほぼ日本の建築物は、尺(1尺=30.3cm)又はメーター(m)のどちらかの寸法ですね。
そのため、看板の材料も建築物の資材の材料に合わせて作られています。
下記に通常使われる看板資材の代表的なサイズをご紹介してみました。
材料のサイズを理解しておけば、コストを抑えた有効な大きさが見つかります。
※サイズは製造メーカーの都合により、予告無く変更になる場合がございます。
※弊社ではアルミ複合板の販売はしておりません。
アルミ複合板(厚さ3mm・2mm・5mm)
カッティングシートやインクジェット出力を貼る際の下地に使用します。(透過しないため電飾看板は不可)
心材の発砲樹脂を、上下アルミ(白塗装済み)でサンドイッチしたパネルで、幅広く使用されています。
施工例/3×6サイズ1枚(仕上がり/910×1820)
施工例/3×6サイズ3枚
尺モジュールの規格サイズ
①3×6(厚さ3mm・2mm・5mm)/910(3尺)×1820(6尺) 一番コストパフォーマンスに優れています。
②4×8(厚さ3mm・2mm・5mm)/1220(4尺)×2440(8尺)
③12×30(厚さ3mmのみ)/1220(4尺)×3000(10尺弱)
④12×40(厚さ3mmのみ)/1220(4尺)×4000(13尺強)
メーターモジュールの規格サイズ
①1×2(厚さ3mm・2mm・5mm)/1000×2000
②10×30(厚さ3mmのみ)/1000×3000
③10×30(厚さ3mmのみ)/1000×4050
④15×30(厚さ3mmのみ)/1500×3000
⑤15×4050(厚さ3mmのみ)/1500×4050
有効な材料取り
上記の1枚物より小さい看板はカットして使用します。複数の看板を製作する場合には、
“賢い材料取り”をすることで材料コストを押さえることが可能です。
一番オーソドックスな3×6サイズ(910×1820)で説明させていただきます。
施工例/3×6サイズ2/3枚(仕上がり/910×1200)
施工例/3×6サイズ1/6枚(仕上がり/450×600)
3×6サイズからの材料取り例 1
①910×600/3枚可
②910×910/2枚可
③910×1200/残り910×600
④910×1500/残り910×300
⑤910×1820/カット前の規格サイズ
※カットの際刃の厚み約2mmの誤差が生じます。
3×6サイズからの材料取り例 2
⑥300×200(約A4サイズ)/27枚可
⑦450×300(約A3サイズ)/12枚可
⑧600×450(約A2サイズ)/6枚可
※カットの際刃の厚み約2mmの誤差が生じます。